プロジェクトとは「やったことがないこと」に取り組むことであり、その本質は「やってみないとわからない」という不確実性にあります。この不確実性にプロジェクトがつぶされないようコントロールする、不確実性を乗りこなすためのメソドロジー(方法論)がプロジェクトマネジメントです。
プロジェクトマネジメントは「コミュニケーション」と「問題解決」のスキルセットということもできます。
プロジェクトに対する要求をクライアントや経営層から引き出し、ステークホルダーから協力をとりつけ、プロジェクトメンバーとの共通認識を維持しながらプロジェクトを前に進めるコミュニケーション能力。
そして、プロジェクトのゴールに辿り着くまでのプロセスの設計、タスクの抽出と分割、スケジューリングではロジカルシンキングが求められます。
実行シーンで日々発生する問題を解決しながら、かつゴールへのフォーカスを失わない思考がプロジェクトマネジャーには求められます。プロジェクトマネジメントには、そのむずかしい要求に応えるためのツールとプロセスが用意されています。