研修・トレーニング

組織全体をカバーする対象者別研修

プロセスデザインエージェントの研修・トレーニングは、入門レベルから専門レベルまで、組織全体を点ではなく面でカバーできます。
現場で働く社員にプロジェクト・マネジメントの方法論やロジカルシンキングの前段階となる基本的な「考えるスキル」を伝えるものなどから、管理職や幹部向けのマネジメント研修まで、対象者別にテーラーメイドされたプログラムを提供します。

育成カリキュラム

一部の優秀なリーダーが的確にプロジェクトを成功に導いても、それだけでは偶然の成功でしかありません。選抜と育成が継続的に行われ、全ての戦略が正しく実行される組織になるには、適切なバランスで下記の4段階のレベルの人材ピラミッドができていなければいけません。
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入門レベル
ホワイトカラー、プロジェクトメンバーとしての基本的な仕事の内容・進め方を正しく理解しているレベル。
【カリキュラム】
問題発見・解決スキル(入門レベル)、ヒューマンスキル(チームワーク、報連相)、タイムマネジメント、論理的思考力など
基礎レベル
プロジェクト・マネジメントの基本的な方法論を身につけ、プロジェクトリーダーを務めることができるレベル。
【カリキュラム】
問題発見・解決スキル(基礎レベル)、ファシリテーション能力(プロジェクト)、ヒューマンスキル(リーダーシップ、チームビルディング)、プロセス設計能力、リスクマネジメントなど
実践レベル
自らプロジェクトリーダーを務めるだけではなく、プロジェクトリーダーをメンタリングし、育成することができるレベル。
【カリキュラム】
問題発見・解決スキル(応用レベル)、ファシリテーション能力(問題解決)、ドメイン知識、マネジメントスキル(基礎レベル)、レビュ―技術など
専門レベル
横断的に組織の問題点を発見し、解決するためのプロセス設計とファシリテーションができるレベル。
【カリキュラム】
問題発見・解決スキル(総合レベル)、ファシリテーション能力(組織変革)、マネジメントスキル(応用レベル)など

キャリアの断絶を防ぐ階層別研修

仕事の階層が変わる際には、転職と同じくらいの意識変革が必要です。出世を果たしたリーダーの中には、プレーヤー意識から脱却できずにいる人も少なくありません。「マネジメント」とは、部下やチームのメンバーが成果を生み出せる状況をつくること。自ら動いてばかりいてはマネージャー失格です。
これは、マネージャーからさらに上のマネージャーへの出世も同様で、同じ組織内でも、階層ごとに同じ働き方では職務を果たせなくなる段差が存在します。私たちはその段差を橋渡しするプログラムを提供することで、優秀な人材のキャリアの断絶を防ぎます。

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一般社員~主任クラス

社会人としての常識、組織人としての振る舞いを身につけた上で、基本的な業務スキルを発揮する。

係長~課長クラス

上司の意向を翻訳し、部下との共通言語を共有しながら、基本的な問題発見・解決スキルとチームのマネジメントスキルを発揮する。

部長クラス

明確な判断基準と長期的な視点、組織を動かす当事者意識(業務意識からの脱却)を持ったマネジメントを行う。

事業部長・役員クラス

市場や競合の動静を観察・把握する能力と、それをふまえた事業構想能力、優秀なマネージャーたちを使いこなす力を兼ね備える。

経営者・社長クラス

国内や海外の経済・社会の動静をふまえ、組織が社会の一員であるという視座から、組織の発展と社会貢献を同時に成し遂げるビジョンや、進むべき方向性を指し示す。

執筆者
芝本秀徳(しばもと・ひでのり)

株式会社プロセスデザインエージェント
代表取締役

ソフトウェアベンダーにてカーナビゲーション開発にプロジェクトマネジャーとして長く携わる。その後、パッケージ業務システムの企画、開発、セールスに一貫して関わるプロダクトマネジャーとして現場を指揮。

現在は一部上場企業をはじめ、幅広い業種を対象に、戦略策定と実行システムの構築、DX組織変革など、経営と現場に深く寄り添いながら人と組織の「実行力」を高めるコンサルテーションを展開。経営層と現場をつなぐファシリテーションに定評がある。


著書 『プロジェクトマネジャーのためのプロセスデザイン入門』『誰も教えてくれない 考えるスキル』(日経BP社)『リーダーになったら最初に読む プロジェクトを成功させる技術』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など、多数。

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